■テニス 全豪オープン 女子シングルス3回戦(日本時間17日、オーストラリア・メルボルン)
テニスの四大大会の今季初戦となる“全豪オープン”。過去2回制している大坂なおみ(27、世界ランク51位)は第1セット終了時点で棄権。21年の優勝以来の4回戦進出はならなかった。相手は東京五輪金メダリストのB.ベンチッチ(27、スイス)だった。
第1セット、東京五輪金メダルのベンチッチにブレークされた大坂だが、すぐにブレークし返し、さらにキープするなど、4ゲームを連取。その後、ベンチッチに3連続でゲームを奪われ、6‐5とリードしたところで大坂がメディカルタイムアウトを要求。
ゲームカウント6‐6となり、タイブレークはベンチッチにリードを許し、そのまま振り切られ6‐7で第1セットを奪われた。ベンチに座り空を見つめ、棄権を宣言。会場のファンに手をふり笑顔でコートを去った。大坂は2大会連続での途中棄権となった。
大坂は今月初旬に開催されたASBクラシック(ニュージーランド)のシングルス決勝で腹部の痛みを訴え、途中棄権している。
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