【卓球】早田ひな3連覇「“シーズン2”はいろいろな方の考えを聞いて」新たな姿勢で五輪金へ

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2025年01月26日 19:40  日刊スポーツ

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全日本選手権3連覇を達成し皇后杯を手にする早田(撮影・宮地輝)

<卓球:全日本選手権シングルス>◇26日◇最終日◇東京体育館◇女子決勝



女子は早田ひな(日本生命)が史上6人目の3連覇。史上最年少Vを狙った16歳の張本美和(木下グループ)を退け、世界選手権(5月、ドーハ)出場権を得た。


   ◇   ◇   ◇


早田の“シーズン2”が始まった。前回と同じ決勝カードで、同じくパリ五輪代表の張本美にストレート勝利。第1Gは0−2から9連続得点と主導権を握り「“シーズン1”がパリ五輪までの早田ひなとして、ここからが“シーズン2”の始まり」と宣言した。石川佳純、平野早矢香らに続く3連覇は分岐点になる。


昨夏の五輪では左腕を負傷。実戦復帰は11月下旬となり、12月中旬から感覚が戻り始めた。「サボテンは1カ月に1〜2回、水をあげればいい。その間に他の花を咲かせる」。できない技術は一時的に諦め「強さを出せない分、うまさで勝っていく」と頭を使った。


二人三脚で10年間歩んだ石田大輔コーチが五輪後に退任し、複数の指導者の意見を聞きながら成長する環境を選んだ。「石田コーチに技術を教えてもらった。“シーズン2”はいろいろな方の考えを聞いて、そこから自分がいいものを取り入れていく」。新たな姿勢で五輪金メダルを目指す。

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