きょう午前、埼玉県八潮市の県道で交差点の道路が陥没し、深さおよそ10メートルの穴にダンプカーが転落しました。中継でお伝えします。
発生からおよそ6時間が経ちましたが、現在も多くの消防車両が現場に止まっていて、男性運転手1人の救助活動が続けられています。
警察などによりますと、午前10時前、八潮市緑町の県道にある「中央一丁目」の交差点で道路が陥没しました。穴の直径はおよそ5メートル、深さはおよそ10メートルあるということです。
警察によりますと、男性は救助隊員の呼びかけに、はっきりとした口調で応じているということです。
陥没直後を目撃した人
「(陥没の断面が)パラパラと崩れているような感じがあったので、もっと大きくなっちゃうのかなとか。また別の場所でも起きるんじゃないかとか、そんな不安はありますね」
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また、昼ごろには穴の内部で救助活動にあたっていた消防隊員の男性2人が、落ちてきた壁の一部に当たり、病院に運ばれました。いずれも軽傷だということです。
埼玉県によりますと、交差点の地下およそ10メートルに下水道管が通っていて、事故後に下水道管の水量が減っているということで、県などが道路の陥没との関連を慎重に調べています。