埼玉県八潮市で道路が陥没し、トラックが転落してからおよそ9時間が経ちました。救助活動が続く現場から中継です。
日は落ちましたが現場では照明がたかれ、転落したトラックの男性運転手の救助活動が今も続けられています。
先ほどから消防隊員らが断続的に、はしご車で穴の中へ入って救助している様子が見えますが、消防によりますと、中は側面の砂が崩れやすく、隊員が降りられないため、救助は難航しているということです。
警察によりますと、午前10時前、八潮市緑町の交差点で、直径およそ5メートル、深さおよそ10メートルにわたって道路が陥没しました。トラック1台と運転手の男性が穴に転落しましたが、男性は呼びかけに応答しているということです。
陥没直後を目撃した人
「最初落ちた時は、後ろの荷台が見えていたけど、(自分の会社に)声かけに行って戻った時には地上からトラックが見えなくなっていた」
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午後5時半ごろ、上空から撮影した映像には、コンクリートの隙間から水が流れ、トラックに降り注ぐ様子が写っています。
埼玉県によりますと、道路の陥没により下水管の水が流れなくなっているということで、▼八潮市や隣接する草加市のほか、▼さいたま市岩槻区など12の市と町では、洗濯や風呂の使用を控えるよう協力を呼びかけています。
およそ120万人に影響するとみられ、呼びかけの終了時期については男性の救助後に調査が行われるため、見通しが立っていないということです。
現場では今も救助活動が続いています。
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