飲食店経営の元中国外交官を逮捕=コロナ給付金詐取容疑―警視庁

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2025年02月05日 17:01  時事通信社

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時事通信社

中華料理店の家宅捜索に入る警視庁の捜査員=5日午後、東京都港区
 国の新型コロナウイルス対策給付金を詐取したとして、警視庁公安部は5日、詐欺容疑で、飲食店運営会社「東湖」社長で、元中国外交官の徐耀華(62)=東京都新宿区内藤町、元同社経理担当社員の小島敬太(28)=江戸川区南篠崎町=両容疑者を逮捕した。認否は明らかにしていない。

 逮捕容疑は2020年11月〜22年8月、小島容疑者が実際には出勤しているのに、仕事を休んだと偽って、同容疑者名義で新型コロナ関連の給付金を申請。13回にわたり、計約375万円を詐取した疑い。

 公安部によると、給付金は小島容疑者の口座に入金された。この間、同容疑者には給料が払われておらず、公安部は徐容疑者が賃金の支払いを回避するため不正受給させたとみている。 
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