【ジャンプ】葛西紀明、53歳で9度目の五輪出場するためには? ミラノ・コルティナ五輪への道

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2025年02月09日 19:25  日刊スポーツ

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1回目138メートルを飛ぶ葛西(撮影・保坂果那)

<ノルディックスキー・ジャンプ:雪印メグミルク杯>◇9日◇札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)



レジェンド葛西紀明(52=土屋ホーム)が2戦連続で優勝した。1日のTVh杯を制し、雪印メグミルク杯の優勝は3年ぶり。昨年は2位だった。1回目にヒルサイズを越える138メートルを飛び、トップに立った。2回目は127・5メートルにまとめた。


全日本スキー連盟は24年7月に26年ミラノ・コルティナ五輪派遣推薦基準を発表している。ノルディックスキー・ジャンプは男女ともに、今季(24〜25年)と来季(25〜26年)の2シーズンのW杯、サマーグランプリ(GP)、世界選手権で次の成績を収めた選手が選出される。


(1)8位以内の成績を1回以上


(2)10位以内の成績を2回以上


(3)15位以内の成績を3回以上


(4)基準日(26年1月19日)時点の25〜26年シーズンのW杯個人総合ランキング上位者


(1)〜(3)のいずれかの基準を満たした選手のうち、基準日時点の来季W杯個人総合ランキング順で選出。クリアした選手の数が出場枠数に満たない場合は、(4)から選ぶ。


国別の五輪出場枠は最大で4。


9日時点で日本勢では、小林陵侑(28=チームROY)ら6選手が今季のW杯やGPで(1)〜(3)の成績を残している。葛西がミラノ・コルティナ五輪代表入りするためには、今季または来季で(1)〜(3)の基準を満たした上で、来季のW杯個人総合ランキングで日本勢の上位にいる必要がある。

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