ダイソーにて550円で販売されている「ロボット掃除機」のレビュー動画が注目を集めています。そんな低価格で実現できるものなのか……?
●吸引機能のない「電動拭き掃除マシン」
検証したのは、YouTuberのしぐれびとさん。100円ショップの元店員として、さまざまな100均商品をずんだもんボイスで紹介しています。
話題のロボット掃除機は、単三電池3本で駆動。電池もダイソーで買えば660円で使えるわけですが、さすがに皆が想像するような、「自動で部屋を走り回ってゴミを吸い取る装置」ではありませんでした。
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というのも、この掃除機に吸引機能はなく、できることは「から拭き掃除」。専用サイズのクリーンシート(フローリングワイパー)を底面に貼り付けて走らせ、ほこりや抜け毛などを絡め取る仕掛けです。
●センサーもないのに方向転換
進行方向を判断するセンサーの類もなく、基本的には内蔵のモーターで直進し続けるのみ。それでも、障害物に当たると方向転換し、広範囲を自動で拭いてくれます。おそらく、昔からある「机から落ちずに走り続ける車の玩具」のような、シンプルな仕掛けと思われます。
試しに紙くずや毛くずをまいて掃除させたところ、毛くずは絡め取れましたが、紙くずは部屋の隅へ押しやっただけの結果に。どうやら得手不得手がはっきりしているようです。
●「ぬいぐるみの乗り物」として有用?
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また、段差はほぼ越えられず、カーペットの上は走行不能。コメント欄では、「古い玩具を応用した仕掛けはすごい」「値段の割にはそこそこきれいになる」といった評価が目立ちます。
動画の最後には、ロボット掃除機にずんだもんのぬいぐるみを載せて走らせるシーンも。楽しげな様子に、「“掃除もできる玩具”としてアリなのでは?」との声も寄せられています。
動画提供:しぐれびとさん
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