【フィギュア】6位の千葉百音は胃腸炎の症状、友野一希も腹痛でエキシビ見送り「胃腸炎の疑い」

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2025年02月23日 17:10  日刊スポーツ

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女子フリーの演技後にリンクにひざをつく千葉百音(撮影・藤塚大輔)

<フィギュアスケート:4大陸選手権>◇23日◇ソウル・木洞アイスリンク◇女子フリー



【ソウル=藤塚大輔】ショートプログラム(SP)2位発進で前回王者の千葉百音(19=木下アカデミー)は2度ジャンプで転倒し、合計195・08点で総合6位と順位を大きく落とした。日本人最上位は樋口新葉(24=ノエビア)の5位で総合195・16点。松生理乃(20=中京大)は合計177・10点で11位だった。


千葉は昨夜から胃腸炎の症状が出ており、この日の午前に設けられた35分間の公式練習を欠席。“ぶっつけ本番”で臨んだフリーでは歯を食いしばりながら演技を通し、フィニッシュ後は氷にひざをついてうずくまった。直後の取材で体調不良と明かし「体力を使い切った」と振り返った。


男子で4位となった友野一希(26=第一住建グループ)もこの日の取材で嘔吐(おうと)を伴う腹痛の症状があると明かし、今日午後5時開始のエキシビションへの出演をキャンセルした。現地に同行した日本スケート連盟の飯塚弘記氏は「千葉選手とは若干症状は違いますが、胃腸炎の疑いがある。いろいろな国の選手が出演をキャンセルしている」と説明。アイスダンスで2連覇したパイパー・ジル、ポール・ポワリエ組(カナダ)らも急きょ出演を取りやめている。


これによって今大会は、日本女子が07年大会以来、18年ぶりに表彰台を逃した。男子は22日のフリーで9年ぶりに表彰台を逃しており、男女ともに表彰台入りできなかったのも07年大会以来となる。


世界選手権(3月24〜30日、米ボストン)代表の千葉、樋口、男子の壷井達也(22=シスメックス)はいずれもメダルに届かず。飯塚氏は「照準を世界選手権に合わせているなど、それぞれの諸事情がある」としながらも「結果は結果。選手自身が一番悔しい思いをしていると思う。もう1度、気を引き締めて調整し直したい」と話した。


女子はキム・チェヨン(韓国)が合計222・38点で初優勝。ブラディ・テネルが204・38点で2位、サラ・エバーハート(ともに米国)が200・03点で3位となった。

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