【大阪マラソン】07年大阪開催の世界選手権でも運営側のミス…競歩の山崎勇喜が途中棄権扱いに

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2025年02月24日 16:28  日刊スポーツ

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【イラスト】大阪マラソンのコースマップ

<陸上:大阪マラソン>◇24日◇大阪府庁前−大阪城公園前(42・195キロ)



前代未聞のコースミスが生じた30・5キロの折り返し地点。


初マラソン日本最高記録を出した近藤亮太(25=三菱重工)ら十数人の先頭集団が、大阪・関西万博の公式キャラ「ミャクミャク」が置かれた「折返点」を折り返さず、そのまま約15メートル先にあった撮影機材が置かれた足場を折り返してしまった。コースを示すコーンを置かなかったなど運営ミスによる、計約30メートルのロスになった。


過去には同じ陸上競技、同じ大阪で、同様の運営ミスも起きていた。


07年9月に開催された世界選手権では、競歩男子50キロの山崎勇喜が、運営側の不手際で途中棄権する前代未聞の事態が起きた。


大阪市の長居陸上競技場(現ヤンマースタジアム長居)。山崎が競技役員の誘導ミスにより、少ない周回数でゴール。電光掲示板には一瞬、北京五輪内定を意味する「5位」が表示されたが、途中棄権扱いですべて幻に消えた。

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