○ 侍ジャパン 5 − 0 オランダ代表 ●
侍ジャパンの水谷瞬外野手（23＝日本ハム）が5日、『ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 vsオランダ』の第1戦に「1番・指名打者」でスタメン出場。初回の第1打席に決勝点となる先頭打者アーチを放った。
0−0で迎えた1回裏、オランダ代表の先発右腕・K.ケリーと対戦。1ストライク後の2球目直球を捉えた打球は左中間フェンスを越える先頭打者アーチとなり「1 打席目からたくさんのファンの方々の歓声をいただきましたし、その中で日の丸を背負ってという感謝の気持ちと、ありがたいなという気持ちで走りました」と笑顔でダイヤモンドを一周した。
ベンチ前ではスタンドに向かって渾身のガッツポーズ。試合後のお立ち台で「2年前だったら考えられなかった舞台。ここまで支えていただいた方々に感謝しつつ、明日以降も頑張っていけたらなと思っています」とうなずいた。
石見智翠館高から2018年のドラフト5位でソフトバンクに入団。2023年12月の現役ドラフトで日本ハムへ移籍し、新天地1年目の昨季はいきなり交流戦MVPに輝くなど、シーズンを通して97試合に出場し、打率.287、9本塁打、39打点の成績を残した。
ソフトバンク時代の5年間で一軍出場は1試合もなかったが、移籍をきっかけに大ブレークを果たした若侍。今回が侍ジャパンのトップチーム初選出となり、デビュー戦のファーストスイングでいきなりファンを魅了した。
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