
前回からの続き。私はジュリ。夫のタケトと3歳の娘アンナとの3人家族です。義実家の近くに住んでいて、よく夕食に招いてもらっていました。しかし私は最近オンラインショップ運営の仕事をはじめ、いつどこにいても問い合わせには迅速に対応しないといけません。一方で義母はどうやら、私にスマホを触られるのが気に食わない様子。私はタケトに向かってきっぱり「お互いにストレスなんだから、もう行くのはやめよう」と言いました。


私は出産したり仕事をはじめたりするたびに、それまでの生活スタイルを変えなくてはいけませんでした。あなたはどうなの? と問い返したら、タケトも自分なりに思うところがあったようです。そして1ヶ月後……。


アンナを連れて2人だけで行ってきてと言うと、意外にもタケトは義母からの誘いを「断った」というのです。あんなに実家が大好きだったのに、どうして? するとタケトは私がいないなら行くメリットがないと言い出して……。


私が行かないなら、タケトは自分の実家でアンナの面倒をみたり親を手伝ったりしなくてはいけません。休息できない実家に帰ったところでしょうがないと思ったのでしょう。今までそんな意識だったのかと思うと呆れますが、やっと私の気持ちが分かったと言ってくれたのでよしとします。
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【第5話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子