


イライラしながら小さなシュークリームをいくつも頬張っていると、夫が仕事から帰宅しました。夫は娘にどう接していいのかよくわからないようで、会話なんてほとんどありません。娘を叱るのはいつも私の役割なのです。

夫はなんだか他人事。「そんなに悪いこと?」という感じなので、話していても釈然としません。私はイラ立ちにまかせてシュークリームをムシャムシャ。そしてこの日の夜も「明日こそサチが改心していますように」と願いながら寝ました。

夫に放っておいた方がいいと言われても、私はそこまで割り切ることができません。なんとかして直さなければ、正さなければと思ってしまうのです。けれど娘が思いどおりに動いてくれることはなく……。終わりが見えない悩みに思えてきて、正直しんどいです。
そして翌朝、私は洗面所を見て絶句しました。洗面ボウルのなかに娘の経血のついたショーツがそのまま放置されていたのです……。
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もうどうしたらいいのかわかりません。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子