
■大相撲春場所・2日目(10日、エディオンアリーナ大阪)
新横綱の豊昇龍(25、立浪)は、若隆景(30、荒汐)を下し、春場所2日目にして初白星をあげ、1勝1敗とした。明日の3日目は、前頭筆頭・若元春(31、荒汐)の挑戦を受ける。
初日、小結・阿炎(30、錣山)に突き出しで敗れた一人横綱、豊昇龍は、前頭筆頭の若隆景との一番。直近2場所は豊昇龍が2連勝している。その立ち合い、低く当たった豊昇龍は両手で突いて出ると、もろ差しとなり、そのまま若隆景を寄り切った。
大関・大の里(24、二所ノ関)は霧島(28、音羽山)を押し出して2連勝、かど番大関の琴櫻(27、佐渡ヶ嶽)は豪ノ山(26、武隈)を寄り切り、1勝1敗とした。
初場所の巴戦を制して綱取りを果たした豊昇龍。新横綱場所での一人横綱は、1933年春場所の玉錦、1993年春場所の曙以来3人目。今場所は初日に黒星を喫し厳しい船出となったが、2日目で星を五分に戻した。
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