母親殺害容疑で４５歳長男逮捕＝遺体は白骨化―茨城県警

　茨城県八千代町の畑で昨年１０月、白骨化した女性の遺体が見つかった事件で、県警は１０日、殺人容疑で、女性の長男の無職増保靖太郎容疑者（４５）＝住居不定＝を逮捕した。容疑を認めているという。

　逮捕容疑は２０２０年４月２１日午前７時ごろ、同県古河市の森順子さん＝当時（６５）＝宅で、森さんの首をペーパーナイフで複数回刺し、殺害した疑い。

　県警によると、２人は当時同居していた。昨年７月、別の事件で関東地方の警察に勾留中の男が「数年前に遺体を畑に埋めた」と供述したことから、掘り起こしたところ同１０月に遺体が発見された。男は増保容疑者から遺体処理を依頼された可能性があるという。