米Xのオーナーであるイーロン・マスク氏は3月10日(現地時間)、「Xに対して大規模なサイバー攻撃があった(現在も続いている)」とXにポストした。その数時間前からXでは閲覧しづらい状態が続いていた。
マスク氏は、「われわれは毎日攻撃を受けているが、今回の攻撃には、かなりのリソースが投じられている。大規模で組織化されたグループか国家が関与している可能性が高い。追跡中……」としている。
米Bleeping Computerなどのメディアによると、ハクティビスト集団のDark Storm Teamが同日、Telegramに「Twitterをオフラインにした」と投稿し、check-host.netへのリンクを添えたという(Dark Storm TeamのTelegramチャンネルは現在アクセスできない。削除されたもようだ)。
check-host.netは、Webサイトやサーバ、ホスト、IPアドレスの可用性を確認するオンラインツールだ。リンク先には、X(旧Twitter)の特定アカウントに対する接続テストの結果、多数の地域で接続がタイムアウトしたことを示している。
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仏セキュリティ企業のOrange Cyberdefenseによると、Dark Stormは、2023年に組織化された親パレスチナ派のハクティビスト集団で、これまでイスラエルやNATO加盟国の組織を標的にしてきたという。
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