グラスに注がれる赤ワイン(AFP時事) 【パリ時事】トランプ米大統領が欧州連合(EU)産のワインやシャンパンなどの酒類に200%の高関税を課すと警告したことを受け、欧州有数のワイン生産国フランスのサンマルタン対外貿易担当相は13日、SNSに「断固報復する。脅しには屈しない」と投稿、EU全体で対抗する構えを示した。ただ、酒造業界には貿易戦争の巻き添えになることへの困惑が広がっている。
サンマルタン氏は「トランプ氏が自ら仕掛けた貿易戦争をエスカレートさせている」と批判。世界貿易の選択肢は「耐えるか、攻めるか」になっており、フランスは「攻勢に出る」と強調した。
EU欧州委員会は12日、米国による鉄鋼、アルミニウムへの25%追加関税に反発し、米国産ウイスキーなどの関税を4月から引き上げると発表。トランプ氏は、ウイスキーへの関税が撤回されなければ、欧州産酒類への高関税で応酬すると威圧した。