<フィギュアスケート:世界選手権>◇26日(日本時間27日)◇米ボストン◇女子ショートプログラム(SP)
【ボストン=松本航、藤塚大輔】女子で66年ぶりの4連覇を目指す坂本花織(24=シスメックス)が、ジャンプのミスで出遅れた。71・03点の5位発進。「悔しい」と唇をかんだ。
演技後半のフリップ−トーループの連続3回転で、フリップが2回転になるミス。「今日は緊張がすごくて思うような演技ができなかった。不安がよぎった」。演技終了後は、顔に手を当てて悔しがった。それでも、首位のアリサ・リュウ(米国)とは3・55点差で射程圏内。「点数差を気にするのは今日だけにして、明後日は本当に最後まで自分の演技をすれば結果もついてくると思う。なんとしてでも、ちゃんとやりたい」。逆転での偉業達成へ向け、立て直す。
2年連続出場の千葉百音(19=木下アカデミー)は73・44点で2位、22年北京五輪(オリンピック)代表の樋口新葉(24=ノエビア)は72・10点で4位と、ともに今季自己最高点で好位置につけた。
今大会は来年2月のミラノ・コルティナ五輪の出場枠獲得がかかる。最大3枠を確保するには、上位2人の順位の合計が「13」以内となることが条件だが、日本勢はSP終了時点で合計「6」と優位に立った。
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イザボー・レビト(米国)が73・33点で3位。アンバー・グレン(米国)は、トリプルアクセル(3回転半)で転倒し67・65点の9位、キム・チェヨン(韓国)も65・67点の11位と出遅れた。
フリーは28日(同29日)に行われる。
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