《建設の足場がグニャリ》秋田書店 建て替え中の火災に騒然…話題の工事現場に描かれた「刃牙グラフィック」の“安否”

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2025年03月28日 06:10  web女性自身

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3月27日午後2時過ぎ、東京・千代田区にある出版社・秋田書店の旧社屋で火災が発生。各社報道によると、近隣から「火が出ている」との110番通報があり、逃げ遅れた2人が怪我をしたという。旧社屋は建て替え工事中で、解体工事が行われているタイミングでの火事だった。



旧本社ビルは目白通りから路地を2ブロック抜けたところにあり、道幅の狭い通りに面している。火災により現場一帯には、規制テープが張られ、高温のためか建設用の足場がグニャリと変形していた。焦げ臭いにおいが鼻をかすめるなか、現場近くにいた女性が当時の様子を明かしてくれた。



「2時過ぎでしたか、ビルの屋上から黒い煙がブワーっと上がっていて、目白通りには消防庁の車両が何十台も並んでました。午後4時頃に買い物から戻った時には火はほとんど消えていたみたいですけど、現場から少し離れたところにも灰が降り落ちていましたね」



なお、秋田書店は27日夕に公式サイトを更新し、《この度、飯田橋の秋田書店旧社屋の解体工事現場において火災が発生しました。原因詳細は現在調査中です。大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません》とコメントを発表した。



1948年創立の秋田書店は、’73年に本社を千代田区・飯田橋に移転。今年1月から文京区のオフィスビルに仮本社を構えているが、火災が起こる直前、旧社屋がSNSで話題を呼んでいたばかりだった。



「秋田書店といえば、コミック誌『週刊少年チャンピオン』で連載されていた格闘漫画『グラップラー刃牙』シリーズが国内外で有名です。なかでも人気のキャラクターが、主人公の青年格闘家・範馬刃牙と、その父親である“地上最強の生物”範馬勇次郎でしょう。



旧社屋の建て替えが始まったことで、現場に建設された仮囲いには、《史上最強の親子喧嘩により本社屋は倒壊いたしました》というコピーと共に、刃牙と勇次郎の攻防が描かれていたんです。秋田書店の公式Xが3月25日にこのグラフィックの写真を投稿したことで、ファンの間で話題が沸騰し、実際に見物してきたという人たちの報告も見られました」(Web漫画編集者)



本誌記者が現場を訪れたところ、刃牙と勇次郎の攻防、刃牙が「工事のため、近隣のみなさまには大変なご迷惑をおかけしております」と頭を下げるグラフィックが無事であることが確認できた。



日本の漫画シーン牽引してきた秋田書店。この難局をどうにか乗り越えてほしい。

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