【柔道】阿部詩、パリ五輪後「全てを放り投げた日々」から復活“生きがい”の畳で輝き初V

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2025年04月05日 16:19  日刊スポーツ

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女子52キロ級決勝 大森生純(右)を破って優勝し、ガッツポーズする阿部詩(撮影・岩下翔太)

<柔道:全日本選抜体重別選手権>◇5日◇1日目◇男女7階級◇福岡国際センター



女子48キロ級の阿部詩(24=パーク24)が初優勝した。


決勝で、前回大会準優勝の大森生純(JR東日本)と対戦。ゴールデンスコア(延長戦)で「最後は自分の技を信じて勝ちにいくしかない」と攻め込み、大内刈りでの一本勝ち。両手をたたき、ガッツポーズで喜びを表した。


2連覇を狙った昨夏のパリオリンピック(五輪)はまさかの2回戦敗退。畳を降りて号泣した。大会直後は「全てを放り投げた日々を送っていた」と言うが、「畳の上で戦うことが生きがい」と再起。復帰戦となった2月のグランドスラム(GS)バクー大会では、オール一本勝ちで優勝した。


さらに、約2カ月後の国内復帰戦も制した。「パリ五輪で負けたけど、いろいろな方の支えで、この舞台での優勝がある。諦めずに、ロスへの道の第1歩につながった」。28年ロサンゼルス五輪への新たな道を歩み出した。


今大会は6月にブダペストで開催される世界選手権の選考会を兼ねる。大会後に全柔連強化委員会を経て決定されるが、出場へ大きく前進。状態は「全然100パーセントではない」としながらも、「今年の世界選手権に向けて良い1歩になった」と笑顔を見せた。

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