エキシビション飛行で公開されたスカイドライブの「空飛ぶクルマ」=9日午後、大阪市此花区 スカイドライブ(愛知県豊田市)は9日、大阪・関西万博で運航・展示する「空飛ぶクルマ」の実機を、大阪市の人工島「夢洲」の会場で公開した。パイロットが乗らない無人飛行の様子が披露された。
スカイドライブの「空飛ぶクルマ」はマルチコプターと呼ばれる軽量の機体で、パイロット1人を含めた3人が搭乗できる。通常のヘリコプターと比べると、騒音がおよそ3分の1ほどに抑えられるのが特長。同日の試験飛行では、会場内のポートから垂直に約5メートル浮かび上がり、約4分間飛行した。
スカイドライブの福沢知浩最高経営責任者(CEO)は「まずは知ってもらって、わくわくしてもらうことが非常に大事」と話した。