
私(ナオ、30代)は夫(フミヤ、30代)と息子(3歳)との3人暮らし。過干渉気味の義両親が苦手な私ですが、義実家が近所にあるので最低限のお付き合いをつづけています。それでもときどき、私はあまりに無遠慮な義母(サナエ、60代)にガマンできなくなります。
ある日仕事から帰ると、リビングになんとなく違和感がありました。変だなと思いつつ、洗濯物を畳んだり、夕飯の準備をしたりと家事をこなします。私の服や下着を片付けようとしたときです。

寝室のクローゼットは家を出るときに閉めたはずなのに開いていました。さらに出しっぱなしにした下着も片付けてありました。
普通なら「泥棒?」と思うのかもしれませんが、「義母」の仕業だと確信していました。なぜなら、義母はこれまでも何度か無断で家に入ったことがあるからです。
|
|

以前、義母が無断でうちに入ったことに気付いたとき、夫を通して勝手に家に入るのをやめてほしいと義母に伝えたことがあります。しかしそのたびに義母は、「おすそ分けしたい野菜を置きに来たのよ」、「洗濯物を入れてあげようと思って」と言い訳してきました。善意や心配をアピールしてきますが、詮索したい様子がありありと見てとれたのです。

そのときは最終的に夫が義母を庇ったため、結局、義母からカギを返してもらえませんでした。
せめて無断で入るのではやめてほしいと思い、「絶対に許可なく、私たちの不在時に家に入らないこと」と義母に約束してもらったのです。しかし、またその約束は破られていました。

玄関のモニターをチェックしたところ、そこに映っていたのは、やはり義母でした。

私は夫が帰ってくるなり、「またお義母さんが勝手に入ってきたんだけど!」と言って、玄関モニターの履歴を見せました。さすがの夫も呆れています。しかし、夫は「何か理由があるかもしれないだろ」と、義母を庇うように言います。こんな調子なので、また夫と義母の2人で話しても夫は義母に丸め込まれそうです。
|
|

義母がうちのカギを持っていたいのも、何かと理由をつけてうちへ入ってくるのも、心配する気持ちなんかまったくないのはわかりきっています。義母は私たちの新婚当初から「どんな生活をしているのか」「家電など、何を使っているのか」をいつも詮索してきました。今もその欲を満たしたいのでしょう。
これまでは「家族だから」「心配だから」という甘い言い訳に付き合っていましたが、もう見逃せません。義母には、息子や息子家族の生活を尊重する気持ちがなさすぎます。
【後編】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本 rollingdell 作画・高橋ビッキー 編集・横内みか
|
|