ドジャース 3度目の3連勝、3戦連続2ケタ安打 大谷はリーグトップ6号&初タイムリー、ナリーグ西地区4チームが勝利で混戦

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2025年04月17日 14:10  TBS NEWS DIG

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■MLB ドジャース 8ー7 ロッキーズ(日本時間17日、ドジャースタジアム)

ドジャースの大谷翔平(30)は17日、本拠地でのロッキーズ戦に“1番・DH”で先発出場、5打数2安打2打点。今季初の先頭打者弾でリーグトップの6号、今季初のタイムリーを放つなど2打点を挙げた。チームも今季3度目の3連勝をマークした。

前日16日はジャッキーロビンソンデーとメモリアルなゲームでメジャー通算150盗塁をマークした大谷、ロッキーズの先発はメジャー10年目、ロッキーズ一筋のベテラン・G.マルケス(30)、通算成績は6打数1安打、2021年7月には“二刀流”で出場し、投げ合って大谷が勝利投手となった。

投げ合い以来、約3年半ぶりの対戦となった1回の第1打席、ロッキーズのキャッチャーはこの試合がメジャーデビューとなるB.フルフォード(26)、いきなり大谷との対戦をリードすることとなった。大谷はカウント1−0から甘く入ったストレートをファウル、3球目のストレートも空振りとタイミングが合っていなかったが、4球目のナックルカーブを完璧に捉えて、バットをフォロースルーのまま打球を確認した大谷、打球速度178.6キロ、飛距離137m、角度32度と完璧な一打となった。2試合ぶりの6号でリーグトップタイに並んだ。

さらに3番・F.フリーマン(35)も3号ソロと今季初となる大谷とのアベックアーチとなった。さらに打者一巡して回ってきた1回、2死二塁での第2打席、1球目のストレートを弾き返して、開幕から89打席目にして今季初のタイムリーとなった。大谷はメジャー初となる1イニング2安打をマーク。ドジャースは1回に7得点、ロッキーズのキャッチャー・フルフォードは苦いメジャーデビューとなった。

しかし、今季初先発となったドジャース・B.ミラー(26)が3回まで満塁ホームランを浴びるなど6失点と7対6と1点差まで詰め寄られた。

3回、2死二塁で大谷の第3打席、ロッキーズ2人目、A.チビリ(22)と対戦、カウント1−0から内角低めの速いボールに差し込まれて2球連続でファウル、そして、4球目は外角高めにチェンジアップで空振り三振、ピッチャーのチビリは大谷を打ち取ってマウンド上で大きなガッツポーズを見せた。

大谷は5回、ベンチでロッキーズのブルペン映像を確認、次にマウンドへ上がりそうな投手を見て、データを調べていた。2死一塁で回ってきた第4打席、ロッキーズ4人目、V.ポドニック(25)と対戦。カウント1−1から外角低め98マイル(158キロ)のストレートに差し込まれてファウル。追い込まれると、真ん中低めのチェンジアップに空振り三振に倒れた。

2打席目以降は違う投手との対戦となった大谷、8回の第5打席、ロッキーズは6人目T.キンリー(34)、1球目のストレートを捉え、痛烈な打球が1塁線へ、これをファーストが好プレー、ピッチャーのキンリーもカバーに走り、大谷はピッチャーゴロに打ち取られた。

ドジャースはリードを守り切り、今季3度目の3連勝、3試合連続の2ケタ安打で勝利、しかし、同地区のパドレス、ジャイアンツ、ダイヤモンドバックスの3チームも勝利を収めて、ゲーム差は変わらず混戦となっている。
 

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