回収された哨戒ヘリコプター「SH60K」の機体の一部と思われるもの。フライトレコーダー=2024年4月(海上自衛隊提供) 伊豆諸島の鳥島沖で昨年4月、海上自衛隊の哨戒ヘリコプター「SH60K」同士が衝突、墜落した事故で、海自は18日、先月海底から引き揚げた2機の機内や周辺から発見された複数の遺体について、DNA鑑定の結果、乗っていた隊員6人と特定されたと発表した。
事故では乗員8人全員が殉職し、うち7人が見つかっていなかった。海自は今回、特定された6人の身元について、「遺族の心情などに配慮し、公表を差し控える」としている。