『リロ&スティッチ』(C)2025 Disney Enterprises完全実写化『リロ&スティッチ』の大ヒット祈願イベントが日枝神社にて行われ、スティッチ役の山寺宏一、リロ役の永尾柚乃、リロの姉・ナニ役のMOMONA(ME:I)が初集結した。
両親を亡くしたリロとナニ、愛を知らない暴れん坊のエイリアン・スティッチの奇跡の出会いと、“オハナ<家族>”の大切な絆を描く本作。
今回、スティッチと一緒に祈禱を終えた3人が仲良く登場すると、アニメーション版に続き、本作でもスティッチの日本版声優を務める山寺は、「最近はスティッチっぽい喋り方ができる声優も増えてきたので今回どうなるかな?と思っていたんですが、また大好きなスティッチを演じることができて本当に嬉しく思います」と再び演じられることへの喜びを告白。
永尾は「ずーっと大好きで、ずーっと観ていた作品なので、信じられなくてびっくりしたしめちゃめちゃ嬉しかったです!柚乃の心をバンッて抜いて、リロの心をバンッて入れて、大事に大切に演じました」と嬉しそうにふり返った。
MOMONAは「小さい頃に初めて買ってもらったDVDがスティッチで、毎日毎日DVDが壊れてしまうくらい何度も観てたんです。スティッチと共に育ったと言っても過言ではない。なので、お話をいただいたときはびっくりしましたけど、同時に『最高の作品にするしかない!』と意気込んで臨みました」とコメント。
また、山寺は「皆さんスティッチといえばブルーでちょっと変なかわいいキャラクターって認識かもしれませんが、そもそもは破壊のために生み出された<試作品626>っていうエイリアンで、破壊の本能以外は何も知らないんです。それが地球でリロとナニと出会ってから、どんどん愛を知って変わっていくんです。この世の中いろんなキャラクターがいますが、ピュア度ナンバーワンだと思います」とスティッチの魅力を熱弁。
「アニメーションのときもハワイの風景の映像が素晴らしくてびっくりしたんですが、実写映像になったことでハワイのリアルな風景を感じられるんです。きっとハワイにも行きたくなるような映画になっています」と本作の映像美もアピールした。
さらにMOMONAも、ナニについて語った。「とてもパワフルでエネルギッシュな、18歳らしい明るさに満ち溢れているんですが、不器用だったりまだまだ年相応に未熟なところもあるようなキャラクターです。突然親を亡くして幼い妹との二人暮らしに苦戦する中で、周りの助けを借りながら“オハナ<家族>”の絆や素晴らしさに気付いていくナニが見せる人間的な成長の部分にも注目して観ていただきたいです」と大人の心にも刺さる感動的なストーリーになっていることを伝えた。
ほかにもイベントでは、絵馬型のフリップに願い事を書いて発表する一幕や、レイをお互いに贈り合うレイ・セレモニーも行われた。
『リロ&スティッチ』は6月6日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)