6回の第4打席に豪快な12号2ランを放つカブス・鈴木誠也● マーリンズ 1 − 14 カブス ○
<現地時間5月20日 ローンデポ・パーク>
カブスの鈴木誠也外野手(30)が20日(日本時間21日)、敵地でのマーリンズ戦に「2番・右翼」でフル出場。豪快な12号2ランを放つなど3安打4打点をマークし、打点数をメジャー全体トップとなる「43」に伸ばした。
マーリンズの先発左腕・ウェザーズと対戦し、一死無走者だった初回の第1打席は投ゴロ。二死無走者だった3回の第2打席は痛烈なライナーが投手のグラブを強襲する中前打となり、2試合連続安打をマークした。
1−1の同点で迎えた6回の第3打席はイニング先頭で2番手右腕のフォーシェイと対戦。ここは際どいコースを見極め四球で出塁し、5番・スワンソンの中前適時打で勝ち越しホームを踏んだ。
カブス打線はその後もつながり打者一巡。7−1となり、鈴木は二死二塁で6回だけで2度目となる打席に入り、3番手右腕のバカーから打球速度104.9マイル(約169キロ)、飛距離405フィート(約123メートル)で右中間スタンドに飛び込む豪快な12号2ランを放った。
大量リードで迎えた9回の第6打席は、内野手のサノヤの対戦。一死満塁で左翼線を破る2点適時二塁打を放ち、この試合5打数3安打4打点、1四球3得点の大活躍。打率は.253、OPSは.843にアップした。
これで今季の打点数は「43」。現時点で前日まで42打点でナ・リーグ1位だったフローレス(ジャイアンツ)、41打点でア・リーグ1位だったジャッジ(ヤンキース)を抜き、メジャー全体トップに浮上した。