
■MLB ガーディアンズ 2ー7 ドジャース(日本時間27日、プログレッシブ・フィールド)
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ドジャースの山本由伸(26)が敵地でのガーディアンズ戦に今季11度目の先発、6回、88球を投げて、被安打3、奪三振7、四死球2、失点2(自責点2)。防御率は1.86から1.97、6勝目を手にし、チームも連敗を2で止めた。
前回のダイヤモンドバックス戦に次いで2試合連続で好投した山本は「毎週、毎週、気持ちを切り替えて、あまり前回のピッチングを持ち込むことなく、そういう意識で毎週やってるので新しい試合に挑むということで、新たな気持ちでマウンドに上がりました」と答え、 1回、初球先頭打者で2試合連続19号を放った大谷翔平(30)の援護には「本当に心強いです」と感謝を述べた。
プログレッシブ・フィールドで初登板となったが、この球場は五大湖のひとつ、エリー湖の近くに位置し、よく“ユスリカ”が大量発生する。この日もグランドには体長約1cmの虫が大量に飛来し、山本はクリーブランドの洗礼を浴びた。「本当に虫は嫌いだなと思いました」と笑顔で話し、「“虫除けも効かない”って言ってたので我慢をしました」と試合中に耐えていたことを口にした。
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登板中も顔に当たっていたのか聞かれると「いや、来ましたよ。子供の頃は好きだったんですけど…本当に今日、嫌いだなと思いました」とコメントした。
それでも集中力を切らさずに6勝目、チームの連敗も2で止め「いい投球ができたのは凄くうれしく思いますし、いつも助けてもらうことも多いので、少しでもチームの一員として貢献できてるのはすごくうれしく感じます」と安堵の表情を浮かべていた。