

(モトハルは、リツカをサアヤさんに何度も会わせていた。しかも私が知らないあいだに。なんで……なんでそんなこと……)私は怒りを感じました。家族全員にだまされたような気分です。さらに追い打ちをかけるようにリツカが「ママがガミガミ言わなければいい」と言いだします。もう我慢できません。


しばらくしてから、スマホがすごい勢いで鳴っていることに気がつきました。画面を見ると、モトハルやリツカからおびただしい量のLINEがきていました。「戻ってきてくれ」「ごめん」「もう二度とあんなことはしないから」「ママ、ごめん言いすぎた」「戻ってきて」「ママどこにいるの?」



義母とモトハルがリツカとサアヤさんを何度も会わせていたことが発覚して、怒りと悲しみが一気に押し寄せたのを感じました。しかもリツカは、サアヤさんがモトハルの元カノだと知っていたのです……。
「すごく優しいからサアヤさんがママだったらよかった」と言われて、私は怒りのあまり家を飛び出しました。その後母に相談すると、「一度だけ冷静に話し合ってみたら?」とのアドバイスが。
納得した私は、とりあえずモトハルとリツカ、そして義母と話そうと思いました。
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原案・ママスタ 脚本・motte 作画・魚師 編集・塚田萌