日本保守党の百田尚樹代表、北村晴男氏の比例出馬表明に「自民党から出れば当選確実なのに…漢」

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2025年06月30日 19:30  日刊スポーツ

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百田尚樹氏(2015年8月撮影)

弁護士の北村晴男氏(69)が30日、自身のYouTubeチャンネルで、参院選(7月3日公示、20日投開票)比例代表に日本保守党(百田尚樹代表)から立候補することを明らかにした。


代表の百田尚樹氏(69)は北村氏の立候補表明を受け「なにー!!! ほんまかー!!! 北村晴男弁護士、日本保守等から立候補だと!!!」とXで反応。続けて「ちなみに、北村晴男弁護士と私は同じ学年! 誕生日も一月違い。なんと社民党から出るラサール石井も同学年」とつづった。


別の投稿で「真面目な話、北村晴男弁護士が人生と仕事を擲って立ってくれたのは本当に嬉しい! 漢やと思う」と記し、「※『擲って』は『なげうって』と読みます」と補足した。


さらに一般フォロワーからの投稿に反応。「北村先生のような知名度を持つ方が政治家を目指すのであれば、自民党や維新、あるいは国民民主などの既存政党から出馬した方が、より有利に選挙を戦えるはずです。それにもかかわらず、あえて日本保守党を選んだのは、自らの信念を貫く姿勢の現われでしょう。これぞ漢の中の漢です」とつづられた投稿を引用した上で、百田氏は「その通りです。たとえば自民党から出れば当選確実なのに、敢えて困難な道を選んだのが北村晴男という漢です。感謝以外のなにものでもないです」と返信した。


北村氏は「私は、今回の参院選全国比例に、日本保守党から立候補させていただくことになりました」と表明。「これは急きょ決めたことです」と説明した。


立候補の理由については、7月1日に、日本保守党の会見および北村チャンネルで詳細を説明するとした上で、「一言だけ申し上げると、このままでは日本が壊れてしまうという風に思ったこと、これが最大の理由です」とした。これまでも選挙の誘いは「少なからずあった」と明かし「これまでは一度も出たいと思ったことはありませんでした」と振り返った。同党ではこれまで、法律顧問を務めていた。


北村氏は、日本テレビ系人気長寿バラエティー番組「行列のできる法律相談所」出演で一躍、名を知られた。同番組では橋下徹氏や丸山和也氏ら出演の弁護士と激論を交わす場面も名物となった。その橋下氏はこれまでに大阪府知事や大阪市長を歴任。丸山氏も07〜19年にかけ自民党の参院議員として活動した。

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