大谷翔平 日本選手初の5年連続30号、山本由伸 メジャー自己最多8勝目でリーグトップタイ、防御率はリーグ3位に浮上

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2025年07月02日 13:46  TBS NEWS DIG

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 ■MLB ドジャース 6ー1 ホワイトソックス(日本時間2日、ドジャースタジアム)

ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地でのホワイトソックス戦に“1番・DH”で出場し、4打数1安打1本塁打2三振。日本選手初の5年連続30号をマークした。先発の山本由伸(26)は7回、98球を投げて、被安打3、奪三振8、四死球1、失点1(自責点1)、防御率は2.61から2.51でリーグ3位に浮上。メジャー自己最多の8勝目を手にした。

2試合連続無安打で6月を終えた大谷、月間成績は打率.265、7本塁打、17打点、0盗塁と得意の6月だったが3シーズンぶりに本塁打は2ケタに届かず、盗塁は“0”で1度も試みなかった。これは2022年9・10月以来となった。

月が替わって心機一転、9日ぶりに本拠地に戻ってのホワイトソックス戦、先発は今季メジャーデビューし、初対戦となるS.スミス(25)。

データのない相手に1回の第1打席、1球目、98マイル(157キロ)のストレートを見逃してストライク、速いボールを見せられて、2球目は外角低めにチェンジアップ、大谷も完全にタイミングを外されて、セカンドゴロに倒れた。

しかし、ドジャースは2死から2つの四球でチャンスを作ると、5番・T.ヘルナンデス(32)がセンター前へタイムリー、先発の山本に先制点をプレゼントした。さらに6番・A.パヘス(24)がレフト線へタイムリーと追加点。7番・コンフォート(32)もセンター前に2点タイムリーと4対0と大量リードを奪った。

立ち上がりを3者凡退に抑えた山本は2回、1死から四球とヒットで一、二塁のピンチを迎えると、山本はギアを入れ替えて、7番・J.ロハス(31)はストレートでレフトファウルフライ、8番・B.ボールドウィン(24)は外角高めのストレートで空振り三振とピンチを抑えた。

その裏、1死走者なしで迎えた大谷の第2打席、カウント1−0からオールストレート勝負、最後も外角高め97マイル(156キロ)で空振り三振に倒れた。

山本は3回、1死からホワイトソックス打線2巡目を迎えたが、1番・トークマンをストレートで空振り三振、2番・マイロドスはスプリットで2者連続の空振り三振と抑え込んだ。

4回、2死走者なしで大谷の第3打席、カウント2−1からフルスイングがファウルとなり、球審の膝を直撃、大谷はすぐに反応し、ベンチに向かってトレーナーを呼んだ。

少し間があき迎えた6球目、内角低めのスライダーを完璧に弾き返し、打球速度187.2キロ、飛距離124.3m、角度42度、3試合ぶりとなる30号をマーク、大谷は日本選手初となる5年連続30本塁打となった。

大谷の一撃で6対1とリードしてもらった山本は5回、先頭のボールドウィンをスプリットで空振り三振、続く9番・テイラーはスライダーで空振り三振と前の回から3者連続三振を奪った。6回も3者凡退で抑えると、7回も安定感あるピッチング、4回以降は1人の走者も許さずにパーフェクト。ベンチに戻るとドジャースナインが笑顔で迎え、大谷も山本の頭をポンと軽く叩き労った。

大谷は日本選手初となる5年連続30号、山本はメジャー自己最多となる8勝目でリーグトップタイに浮上、防御率もリーグ3位となった。

試合後に大谷は地元局のインタビューに「3打席目にいいスイングが出来た。きょうは由伸が素晴らしい仕事をしてくれたので良かった」と語った。オールスターについても「ドジャースから多くの選手が選ばれてオールスターで一緒にプレー出来れば嬉しいなと思う」とコメントした。
 

このニュースに関するつぶやき

  • 本来『六月の大谷』と言えば鬼神とか魔獣みたいなもん。してみれば、ちょっと調子悪いん。山本由伸は過去の日本球界の名投手思い返しても3本か2本の指に入る。まぁ⋯ 最強よ。
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