ダルビッシュ 今季最多の5回3失点で2敗目、歴代最多となる日米通算204勝目ならず 失点の形が2死からの3連打と先頭打者の四球

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2025年07月20日 11:30  TBS NEWS DIG

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■MLB ナショナルズ4ー2パドレス(日本時間20日、ナショナルズ・パーク)

パドレスのダルビッシュ有(38)が敵地でのナショナルズ戦に今季3度目の先発、5回、69球を投げて降板、被安打5、奪三振1、四死球1、失点3(自責点3)。失点の形が2死からの3連打、先頭打者の四球となり、2敗目を喫した。

オールスター明け後半戦初のマウンドとなったダルビッシュ、前回13日のフィリーズ戦では4回2/3で4失点と勝利投手目前で逆転され降板となった。敵地・ナショナルズ・パークでは3度の登板があり、2勝1敗と相性はいい球場。

2023年5月以来、約2年2か月振りとなったナショナルズ戦、しかし、雨のために試合開始が約1時間5分の遅延、メジャー13年目のベテラン・ダルビッシュは開始時間を逆算してしっかりと調整した。立ち上がりの1回、1番・CJ.エイブラムス(24)のボテボテのピッチャーゴロに素早く反応し、軽快なフィールディングでアウトを奪うと、オールスターにも出場した若手有望株の2番・J.ウッド(22)を4連続スライダーなどでフルカウント、最後は外角から入ってくるスイーパーで見逃し三振。無失点に抑えた。

2回、1死から5番・N.ロウ(29)の3球目、118キロのカーブで空振りを奪いカウント1−2と追い込んだが、4球目、153キロのストレートをジャストミートされて、センターライナー。ダルビッシュは緩急をつけたがしっかりついてこられた感じに納得いかず、マウンド上で首をかしげていた。

2死を奪ったが、6番・B.ハウス(22)にレフト前にこの試合初ヒットを打たれると、7番・D.リレ(22)にはライトオーバーのツーベース、2死から二、三塁のピンチを招くと、8番・D.ミラス(27)にはシンカーが甘く入りライト前に2点タイムリー、ダルビッシュも打たれた瞬間に顔をしかめ、まさかの3連打で2点を許した。

それでも3回、1死二塁から9番。M.マルドナード(38)がセンターオーバーのタイムリーツーベースで1点を返すと、2番・L.アライズ(28)がセンター前へ同点タイムリー、ダルビッシュを助けた。

3回には先頭の1番・CJ.エイブラムス(24)には守備シフトの逆をつかれて、レフト線へツーベース。1死二塁のピンチで3番・L.ガルシアJr(25)にはセンターへ弾き返されたが、パドレスのJ.メリル(22)が前進してきてダイビングキャッチ、2塁走者も飛び出していて戻れず、併殺打でピンチを脱した。

4回にはこの試合初めてナックルカーブを入れて投球を組み立て、内野ゴロ3つで3者凡退に抑えた。5回には先頭打者に四球を許すと、1死一、三塁のピンチで1番・CJ.エイブラムス(24)を内野ゴロに打ち取るも、3塁走者が生還し、1点を勝ち越された。

ダルビッシュは今季最多となる5回、69球を投げて降板、被安打5、奪三振1、四死球1、失点3(自責点3)、失点の形が2死からの3連打、先頭打者の四球となってしまった。

6回からはダルビッシュの後を継いで松井祐樹(29)が登板、しかし、2死から5番・N.ロウ(29)に15号ソロを浴びて追加点を奪われた。ダルビッシュは今季2敗目を喫し、歴代最多となる日米通算204勝目はお預けとなった。
 

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