【オールスター】新庄監督「甲斐君が」周東佑京に自身の伝説再現を狙わせるも1球で断念

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2025年07月24日 12:24  日刊スポーツ

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全パ対全セ 4回裏全パ2死三塁、三走周東の方向を向いてサングラスから電光で「スクイズ」の文字を出す新庄三塁コーチ(撮影・加藤哉)

<マイナビオールスターゲーム2025:全パ5−1全セ>◇第1戦◇23日◇京セラドーム大阪



全パのコーチを務めた日本ハム新庄剛志監督(53)が第1戦終了後、自身の伝説再現を断念した理由を明かした。


三塁コーチに立ち、約160万円で特注した「電光掲示サングラス」でスクイズのサインを出した4回の攻撃。その作戦が失敗した直後の2死三塁の場面で、三塁走者のソフトバンクに周東にある指示を出していた。「若月くんが(スリーバントスクイズを)失敗した後にホームスチールも狙ったんすけどね…」。


現役時代は日本ハムに新加入した04年の球宴で史上初の単独本盗を成功させたことがある新庄監督。当時は捕手から投手へボールを返球した隙にスタートを切っていた。当然、今回も狙いは同じ。周東によると「(新庄監督から)『キャッチャーの動きを見といて』って言われたんですけど、1球で新庄さんに無理だって言われた」という。


なぜ、断念したのか。新庄監督は「甲斐君が、しっかり(周東の動きを)見てましたね。見ながら(投手へボールを)返してたね」と苦笑い。警戒度MAXだった甲斐の目線に、21年ぶりの球宴単独本盗は阻止されていた。

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