TOPIX、過去最高値=日経平均も一時4万2000円台―関税合意で1年ぶり高値

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2025年07月24日 16:01  時事通信社

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時事通信社

約1年ぶりの高値に終わった日経平均株価と、過去最高値を更新した東証株価指数(TOPIX)を示すモニター=24日午後、東京都中央区
 24日の東京株式市場で、東証株価指数(TOPIX)は前日比51.17ポイント高の2977.55と大幅に上昇して終わり、昨年7月11日に記録した過去最高値を更新した。日米関税交渉の合意による不透明感の後退などから買いが優勢になった。日経平均株価も655円02銭高の4万1826円34銭と、約1年ぶりの高水準で終わった。

 日米の関税交渉が合意に達したことで、欧州や中国との通商協議も進展するとの期待感が出て、23日の欧米の主要株価指数はそろって上昇した。これを受けて24日の東京市場は朝から買いが広がった。

 「日米合意により世界的に投資家心理が上向いた」(大手証券)ことで、海外投資家の資金が大型株に流入し、株価指数を押し上げた。日経平均株価は一時4万2000円台を回復し、昨年7月に付けた過去最高値(4万2224円)に接近した。 

日経平均株価の終値を示すモニター=24日午後、東京都中央区
日経平均株価の終値を示すモニター=24日午後、東京都中央区
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