伊藤は2019年に英語版「伊藤潤二傑作集10 フランケンシュタイン」で「最優秀コミカライズ(漫画化)作品賞」、2021年に英語版「地獄星レミナ」で「最優秀アジア作品賞」、同作と英語版「伊藤潤二短編集 BEST OF BEST」で「Best Writer/Artist部門」、2022年に「伊藤潤二傑作集4 死びとの恋わずらい」で「最優秀アジア作品賞(Best U.S. Edition of International Material-Asia)」を受賞。“殿堂入り”を受け、伊藤は「1作1作、なるべく手を抜かぬように努力してきた事が報われた思いです。そしてこの栄誉にあぐらをかくことなく、これからも作品作りに励みたいと思います」とコメントしている。なおこれまでアイズナー賞の“殿堂入り”となった日本人には、手塚治虫、宮崎駿、萩尾望都、中沢啓治らが名を連ねている。