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<イースタン・リーグ:DeNA1−3ロッテ>◇26日◇横須賀スタジアム
DeNA藤浪晋太郎投手(31)が、全球ストライク投球での堂々実戦デビューを飾った。イースタン・リーグのロッテ戦(横須賀)に先発した。23年の“バウアーフィーバー”、昨季の“筒香フィーバー”を超え、2軍では異例となる今季最多3499人が集結。高まる注目度の中、日本では1017日ぶりのマウンドでも存在感は絶大だった。
先頭打者の和田への初球は152キロ。球威で押し込んでファウルとすると、スプリットを2球続けて左飛に仕留めた。佐藤に対しては初球154キロ直球で詰まらせて右飛。育成の谷村にはこの日最速156キロ直球で右飛に打ち取った。全5球ストライクであっさりと予定の1回を終え、ブルペンで追加で約30球を投げ込んだ。「もっと力むかなと思いましたが、良い感じでは入れてスムーズに投げられた」と1カ月半ぶりの実戦での出来にうなずいた。
バッテリーを組んだ伊藤との打ち合わせ通り、球威あるボールを全球ストライクゾーンに集めた。「ゾーンに投げ込めたのでまずは及第点」と回想。次回登板は来週中にもファームで先発見込み。早期の1軍のリリーフとしての昇格も視野に入れつつ、イニングを伸ばして進めていく方針。「DeNA藤浪」がすこぶる快調に滑りだした。【小早川宗一郎】
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