
■MLB レッズ2ー5ドジャース(日本時間29日、グレートアメリカン・ボールパーク)
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ドジャースの山本由伸(26)が敵地でのレッズ戦に今季21度目の先発、7回、101球を投げて、被安打4、奪三振9、四死球2、失点1(自責点1)、防御率は2.55から2.48。序盤はカットボールとシンカーを効果的に使い、終盤はスプリットと好投を見せて9勝目を手にした。
試合後、山本は「調子はすごく良かったと思いますし、前回は5イニングで失点も重ねていたので、それに比べるとすごくよかったと思いますし、いい試合が増えてきているのはね、いいことだと思います」と安堵の表情を見せた。
シンカーが多かった投球には「元々計画していたわけではないですけど、投げられるバッターが多かったのがひとつ原因だった思いますし、ラッシングがすごく考えていい投球を引き出してくれたと思います」
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ラッシングとのコンビに「(スミスとは)ちょっと違う配球に、皆さんも多分見ていて思ったと思うんですけど、違う配球ですごい面白いなと思いましたし、きょうもバッターが混乱というか、裏をかくことができて面白かったです」と笑顔で話した。
ピッチングフォームでもリズムを変えて投げていたが「あれはたまに使うやつで、きょうは調子もリズムもすごく良く投げられたのでいろんなことを試しながら。そのほかにもいろいろと新しく取り組んだこともありますし、いい投球ができましたし、収穫も多いピッチングだったと思います」と手ごたえをつかんでいた。
「いい力感ですごく投げられたと思いますし、立ち上がりはちょっとあまりよくなかったですけど。とはいっても調子自体は良かったので、どんどん積極的にいけましたし、しっかり強弱つけた投球ができましたし、ボール球を振らせることができて、いいところが多かったのでどんどんリズムに乗っていけました」と最後まで納得の表情で取材に答えていた。