


カガワさんが無賃乗車したタクシー会社へ行くと、なぜか私が怒られました。カガワさんは石のように固まっていました。 私は謝罪し、カガワさんを自分の車に乗せて家まで送ります。車中では「もう私なんか世の中にいらない。あの世へ行く」と100回くらい繰り返していました。怖すぎる……そう思う反面、心が壊れているのかもしれないと思うと、切なさも感じます。でも同情よりも迷惑のほうが勝りました。



ヒロナリにいくら訴えても対応してくれず、私は「カガワさんの窓口」という状況が変わらないままになっていました。 その後も大家さんなど、さまざまなところから私に電話がかかってきます。私の生真面目な性格と事務的なやりとりが得意なせいか、先方も対応しやすいと感じて私に電話してくるようです。



無賃乗車したカガワさんを迎えに行った私は、車内で「もう死にたい」と繰り返すカガワさんに恐怖と同情が入り混じった感情を抱きました。
でもやっぱり、迷惑です。
|
|
限界を感じた私は義妹に直接連絡しました。
しかし義妹は「子どもがいて無理」「近くに住む専業主婦の親戚なのだから助けて当然」と言わんばかりの態度だったのです。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・うーにゃ 編集・石井弥沙
|
|