
■MLB ナ・リーグワイルドカードシリーズ1回戦 ドジャース−レッズ(日本時間1日、ドジャー・スタジアム)
ドジャーズの大谷翔平(31)が本拠地でのレッズ戦に“1番・DH”で出場。6回の第4打席でこの試合先頭打者弾に続き、2本目となる2ラン本塁打を放った。
第1打席ではレッズ先発の右腕H.グリーンを相手に、4球目161キロのフォーシームを振り抜くと、ものすごい打球音とともにライトスタンドへ一気に吸い込まれた。
2回の第2打席は見逃し三振。打線は3回にT.ヘルナンデス、T.エドマンの2者連続弾で5−0。4回の大谷は2番手S.バーローに対し、カウント2-2から7球目のスライダーに空振り三振だった。ド軍は5回、T.ヘルナンデスが2打席連続アーチを逆方向にへ叩き込み、6-0とリードを広げた。
6点リードの大谷の第4打席は、C.フィリップスを相手に、3球目のスイーパーを完璧に捉えると、右中間スタンドへ本人も確信の138.3mの特大弾を放った。今季レッズ戦は6試合で25打数3安打、本塁打はなしで打率.120と相性は良くなかったが、初戦でいきなり2本と勝負強さをみせた。
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昨季のポストシーズンでは、初戦で本塁打を記録するなど計3本をマーク。今季はPS自身初の1試合2発を放ち、2年連続のワールドシリーズ制覇に向け、初戦からチームを勢いづけた。