【DeNA】相川亮二新監督就任を正式発表 “ヘッド格”から内部昇格 さらなるアップデートへ

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2025年10月20日 12:49  日刊スポーツ

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会見で笑顔を見せるDeNA相川新監督(左)と三浦監督(撮影・宮地輝)

DeNAは20日、新監督に相川亮二ディフェンスチーフ兼野手コーチ(49)を内部昇格させると発表した。CSファイナルステージで阪神に3連敗し、アドバンテージの1勝を合わせて0勝4敗で敗退が決定。すでに三浦大輔監督(51)は今季限りでの辞任を球団に申し入れて受理されており、球団は後任の選定を進めていた。


相川新監督は現役時代は横浜、ヤクルト、巨人でプレー。引退後は19年から巨人でバッテリーコーチを務め、22年にバッテリーコーチとして古巣に復帰。23年からはヘッド格として、作戦面でも三浦監督に助言する立場でともに戦ってきた。


捕手としては、現役で23年プレーした経験値の高さと04年のアテネ五輪や06年、13年と2度のWBC選出など国際経験の豊富さも兼ね備える。巨人のバッテリーコーチだった19、20年にはリーグ優勝も経験しており、27年間遠ざかっている悲願のリーグ優勝への大きな武器になる。


南場オーナーは17日のCSファイナルで敗戦後、新監督に向けて「我々なりに積み上げてきたものがありますので、それをゼロベースで壊すのではなく、その土台をさらに発展させられるような体制で臨みたい」と期待を込めた。さらに発表時期については「割とすぐにという風に思っております」と明かしていた。


DeNAが14年間で積み上げてきたスタイルを継続しつつ、アップデートする新政権。早くも“相川DeNA”が始動する。


◆相川亮二(あいかわ・りょうじ)1976年(昭51)7月11日、千葉県生まれ。東京学館から94年ドラフト5位で横浜入団。02年から正捕手に定着。08年オフにFAでヤクルト移籍。09、11年盗塁阻止率リーグ1位。14年オフに2度目のFA移籍で巨人入団。17年引退。通算1508試合、1150安打、69本塁打、475打点、打率2割6分。引退後は19年から巨人コーチ。22年にDeNAに復帰し、今年は1軍ディフェンスチーフ兼野手コーチ。04年アテネ五輪、06、13年WBC日本代表。183センチ、88キロ。右投げ右打ち。

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  • 相川と同学年の主なプロ野球選手は結構いて…城島、赤星、二岡、新井貴浩、里崎、小田幸平、金村暁、渡辺俊介、多村、金城、福原忍、英智(ドラゴンズ)など。
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