DeNAの相川亮二新監督(49)が20日、横浜市内の球団事務所で就任会見に臨んだ。今季限りで退任する三浦大輔監督(51)の退任会見と同時に行われ、来季からチーム統括本部長を兼任する木村洋太社長(43)も同席した。
背番号「81」を継承する相川新監督は「18歳からの付き合いで、監督の下つくりあげてきたものをアップデートする。もっと付け足してリーグ優勝に迎えられればと思います」と力を込めた。
木村社長は「今のチーム状況を分かっていること、コーチとして優勝の経験があることから、相川亮二さんに引き継いでいただくことになりました」と就任の経緯を説明。相川新監督も「社長も言ってくれたんですけど、三浦監督がつくってきたものを継承していきたいという話をもらって。微力ではありますが貢献したい」と覚悟をにじませた。
今のチームの強みを最大限に生かす考えだ。「僕が若い頃は苦しいチーム状況でしたけど、4年前に帰ってきたときとは明らかに違うチーム状態になっていた。細かい部分をどうやっていくか。陽なチームだと思っています」と、チームの明るさを大事にしていく姿勢を示した。
リーグ制覇へ向けて「打線は今季もリーグ1位の得点力で。僕はキャッチャーなので、バッテリーを中心として投手力がカギになってくる。バッテリーで戦っていけば、優勝できると思います」と語った。
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期待する選手については「牧(秀悟)であったり、筒香(嘉智)。投手は東(克樹)、山崎康晃には中心になってやってもらわないと。石上(泰輝)、林(琢真)、度会(隆輝)、松尾(汐恩)と若い選手はたくさんいるので、レギュラー争いをしてもらいたい」と名前を挙げ、さらなる成長に期待を寄せた。
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