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<プロ野球ドラフト会議>◇23日
ソフトバンクが米スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(20=花巻東)を1位指名し、交渉権を獲得した。DeNAとの2球団競合の末に城島CBOが当たりくじを引き当てた。
高校通算140本塁打で一塁が主戦場。ソフトバンクは今季リーグ連覇を果たしたが、主に一塁を守ったベテラン中村晃は来季36歳、山川穂高は34歳シーズンになる。いまだ打棒は健在も次世代のスラッガーは不在。爆発的なパワーを持つ佐々木麟太郎に目を付けたのもうなずける。前日22日には永井智浩編成育成本部長兼スカウト部部長(50)が「彼に対しては我々もアメリカに見に行かせてもらって、ちゃんと調査は進めている。ドラフトのリストには入れようと思っています」と指名リスト入りしていることを明かしていた。
来年4月に21歳の誕生日を迎えてMLBドラフトの対象となる佐々木にとっては、いくつかの進路が考えられる。
<1>ソフトバンクからの指名を受け即契約
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<2>ソフトバンクとの交渉権を保持しながらMLB指名を待つ
<3>両リーグから指名を受けソフトバンクでプレー<4>大学残留
この4択が現実的とみられる。城島CBOは「リスクを背負ってでも」と指名に至った経緯を語った。ドラフト会場をざわつかせたタカのサプライズ指名は、今後どうなるか、注目が集まる。【只松憲】
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