<プロ野球ドラフト会議>◇23日
ロッテサブロー監督(49)の“AI作戦”が見事に的中した。ドラフト1位で健大高崎・石垣元気投手(3年)を指名し、オリックスとの競合を制した。
緊張の面持ちでサブロー監督は左手でくじを引き、当たりくじを掲げた。「おみくじとかも、僕、大体左手で引くんですよ。右手でも引いたことはあるんですけど、大体左の方が良いの引けるんで。今日は左って決めてました」と笑顔を見せた。
大役を終え「ほっとしてます。これでもう僕の仕事終わったかなと思ってます」と安堵(あんど)の表情も。前日には験担ぎについて「AIに聞いてみようと思ってます」と令和の最新機の活用を予告していたが、有言実行した形だ。「順番とかもあれだけど、人の心理も教えてくれたから、一応ちょっとだけ参考に。AIに(くじ引きの)上と下、どっちかなって。そんな感じでいろいろ、何回かチャットGPTに聞いてきました」と明かし、AIの助言通り2枚のうち、上のくじを引き当てたという。
昨年もオリックスと競合し、玉塚オーナー代行が西川の交渉権を引き当てている。2年連続の対決となったが、「引く前、壇上上がる前に岸田監督と『去年もやったな』っていう話をしてたんで、勝ったなと思いましたけど」と笑みを浮かべた。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。