
ウクライナの和平に向けた有志連合の首脳会合がイギリスで開かれ、追加制裁などによりロシアへの圧力を強める必要性について議論が行われました。
記者
「ゼレンスキー大統領がイギリスの首相官邸に到着しました」
24日、ロンドンで行われた会合にはイギリスのスターマー首相やウクライナのゼレンスキー大統領らが対面で出席したほか、フランスのマクロン大統領らがオンラインで参加しました。
ウクライナ大統領府によりますと、参加した各国の首脳らは合わせておよそ40人にのぼるということです。
会合終了後の記者会見でスターマー氏は、ロシアの石油やガスに対する追加制裁について議論したとし、各国が歩調を合わせロシアへの圧力を強める必要性を訴えました。
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ウクライナ ゼレンスキー大統領
「我々はアメリカなしにプーチンを止め、戦争を終結させる方法を見つけていないし探してもいない」
ゼレンスキー氏はアメリカに対し制裁対象とするロシアの石油会社を拡大するよう求めたほか、長距離兵器の供与などさらなる支援を求めました。
また、会合に参加したNATO=北大西洋条約機構のルッテ事務総長は、今週、ワシントンでアメリカのトランプ大統領と会談した際に、巡航ミサイル「トマホーク」のウクライナへの供与について議論したとしたうえで、「トランプ氏は検討を続けている」と述べました。
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