レッドブル、2026年のラインアップを発表。フェルスタッペンのチームメイトにハジャーを起用へ。角田はテスト&リザーブ就任

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2025年12月03日 00:20  AUTOSPORT web

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2025年F1第23戦カタールGP アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
 オラクル・レッドブル・レーシングは、2026年のドライバーラインアップを発表し、マックス・フェルスタッペンのチームメイトにアイザック・ハジャーを起用することを明らかにした。

 フランス出身で現在21歳のハジャーは、今年レーシングブルズからF1にデビューした新人だ。開幕戦ではスタート前にクラッシュを喫し涙を見せたハジャーだったが、第3戦日本GPで初入賞を記録すると、第15戦オランダGPでは3位に入賞し表彰台を獲得。第23戦カタールGPまでに51ポイントを獲得し、現在ドライバーズ選手権で10位につけている。

 レッドブルの2026年のラインアップについては、当初は第20戦メキシコシティGP終了後に発表するものと思われていたが、レッドブル首脳陣が決断を遅らせ、カタールGP終了後に明らかにするとローラン・メキース代表が明言していた。フェルスタッペンとハジャーは2026年もF1で戦うことが決まっていることが明らかになって以降、レッドブルとレーシングブルズのシート争いに注目が集まっていたが、そのシートを掴んだのはハジャーとなった。

 またレーシングブルズも、リアム・ローソンの残留と、アービッド・リンドブラッドの起用を発表した。これで角田裕毅はF1のシートを失うことになるが、2026年はテスト&リザーブドライバーとしてチームに残るということだ。

 角田はFIA F3、FIA F2を経て2021年に現在のレーシングブルズの前身であるアルファタウリからF1にデビューした。開幕戦バーレーンGPでの入賞を皮切りに、初年度は7回の入賞を記録し、最終戦アブダビGPでは4位と自己最高位につけ、F1デビューイヤーを選手権15位で終えた。2年目の2022年は選手権17位、2023年は選手権14位、RBへとリブランドを経た2024年は選手権12位だった。

 2024年シーズン終了後には、成績の振るわなかったセルジオ・ペレスがレッドブルを離れた。角田か、当時のチームメイトであったリアム・ローソンのどちらかがその空いたレッドブルのシートを掴むのではないかと予想されるなか、レッドブルはローソンを選択。そのため角田は2025年も引き続きRBのステアリングを握ることになった。

 RBからレーシングブルズへと名前の変わった2025年、同チームで5年目のシーズンを迎えた角田だったが、第2戦中国GP終了後にローソンに代わってレッドブルへ移籍した。初戦となった第3戦日本GPでは12位と入賞を逃したが、続く第4戦バーレーンGPで9位に入賞。第23戦カタールGP終了時点で33ポイントを獲得し、選手権15位につけている。

 2025年シーズンは残すところあと1レースとなっている。今後に向けて、まずは角田が最終戦アブダビGPをいい形で終えることができるかどうかに注目だ。

[オートスポーツweb 2025年12月03日]

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