【フィギュア】坂本花織SP５位で涙「練習でもミスしない」冒頭の３回転が２回転でまさかの０点

＜フィギュアスケート：グランプリ（GP）ファイナル＞◇5日◇愛知・IGアリーナ◇女子ショートプログラム（SP）

フィギュアスケートのグランプリ（GP）ファイナルで女子ショートプログラム（SP）は千葉百音（20＝木下グループ）が首位発進した。

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2年ぶりの頂点が懸かる坂本花織（25＝シスメックス）がSP5位で涙した。冒頭の3回転ルッツが2回転で、まさかの0点。それでも演技構成点3項目中2項目で9点台（10点満点）を記録し、69・40点まで引き上げた。首位の千葉と7・87点差あるが、日本勢2番手の3位中井とは4・51点差につけ「なかなか練習でもミスをしないところでミスが出た。引きずりそうになったけど切り替えて、崩さずにできたのがギリギリ良かった」と捉えた。

◆男女シングルのミラノ・コルティナ五輪への道　出場枠は各3。全日本選手権（12月19〜21日、東京・代々木第1体育館）の優勝者が最優先で代表入り。2人目は全日本の2、3位、GPファイナルの日本勢上位2人、全日本終了時で国際スケート連盟（ISU）公認のシーズン最高得点上位3人から選出。3人目は、全日本終了時の世界ランキングや日本連盟独自の国際大会ポイントの上位3人などを選考対象に加える。