なでしこジャパンを支えた岩清水梓が今季限りで現役引退(画像は2015年) [写真]=Getty Images 日テレ・東京ヴェルディベレーザは27日、元女子日本代表(なでしこジャパン)DF岩清水梓が今シーズン限りで引退することを発表した。
輝かしい実績を誇る女子サッカー界の“レジェンド”が、また一人スパイクを脱ぐこととなった。5月16日(土)に味の素フィールド西が丘にて行われる2025−26 SOMPO WEリーグのホームゲーム最終節後には引退セレモニーが行われる予定となっている。
岩清水は1986年10月14日生まれの現在39歳。東京NBの前身である日テレ・ベレーザの下部組織出身で、2003年のトップチーム昇格以降“ベレーザ一筋”のキャリアを送ってきた。なでしこリーグで287試合、WEリーグで26試合、皇后杯で53試合に出場。LリーグとWEリーグで1度、なでしこリーグで9度、なでしこリーグカップで6度、皇后杯で9度の優勝を経験し、個人としてはなでしこリーグのベストイレブンに13度選出された。
また、なでしこジャパンでは国際Aマッチ通算122試合に出場し11ゴールをマーク。センターバック(CB)の主軸としてFIFA女子ワールドカップドイツ2011での優勝やロンドンオリンピックでの銀メダル獲得、FIFA女子ワールドカップカナダ2015での準優勝に大きく貢献し、2019年度には国民栄誉賞、紫綬褒章にも輝いている。
現役引退に際し、岩清水は東京NBを通じて次のようなコメントを発表している。
「今シーズンをもって引退することを決意しました。理由は単純に、自分の納得のいくパフォーマンスができなくなったことです。チームの戦力には違う場所でなれていたかもしれませんが、自分の描くプレーとは程遠くなりました。26年ほどこのクラブハウスに通い続け、先輩・後輩数々の選手たちと苦楽を共にし、たくさんのスタッフ、関係者の皆様にご指導していただきました。本当にありがとうございました」
「ベレーザ一筋でサッカー人生を終えられることを誇りに思います。選手としては異例の『出産』という未知への挑戦を支えて応援してくれたクラブには本当に感謝しています。明後日のクラシエカップ決勝、最高の結果を手にできるよう最後までチームのために走ります! 日本での最終戦となる5月16日の味の素フィールド西が丘では、一人でも多くの方に直接感謝の気持ちを伝えさせていただきたいので、ぜひ足を運んでください! 最後までよろしくお願いします!」