
フィギュアスケートで昨季限りで現役を引退した坂本花織さん(26)が4日、コーチとして大阪・関空アイスアリーナの全日本シニア合宿に同行した。
引退後は中野園子コーチ(73)のもとで指導者に転身しており、この日は自身が育った神戸クラブ所属の三宅咲綺(23=シスメックス)に帯同。1人でリンクサイドに立ち、身ぶり手ぶりで声をかける姿があった。
三宅は合宿の合間に報道対応。“坂本先生”は「いけ!」「やれ!」と勢いのある声かけをしてくれると明かした。
「中野先生やグレアム(充子)先生と似たところがあって、新人のコーチの方はなかなか声を張らないと思うんですけど『いけ!』『やれ!』『なに甘えとんねん!』って。結構怒号が飛んでくるので、もう中野先生の代わりができるな、みたいな感じです。ショートで動けなくなってくると、『いけ!』『やれ!』と言ってくださるので。自分にとっては、技術も教えてくださりますし、ひと押しもしてくださったりするので、良い先生だなと思っています」
自身は24歳になるシーズンながら、グランプリ(GP)シリーズ第3戦スケートカナダでGPデビューを控えている。初の主要国際大会となり、坂本からの教えを生かしたいところ。「かおちゃん(坂本の愛称)や同級生の(山下)真瑚がカナダに行ったことがあって『カナダは良い思い出がある』と聞いていたので、自分も思い出になるようなカナダの試合にしたいと思っています」と意気込んだ。
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坂本は昨年6月に昨季限りの現役引退を表明。今年2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)では個人、団体でともに銀メダルを獲得した。現役最終戦となった3月の世界選手権では自己ベストの合計238・28点をマークし、日本人単独最多となる4度目の優勝を達成。有終の美を飾り、7月から始まる新シーズンへ向けて指導者に転身していた。
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