愛犬と遊んでいて転倒のバイデン氏、数週間は歩行補助ブーツ着用に

このほどジョー・バイデン氏が、足を滑らせて負傷したことが報じられた。愛犬とのプレイタイム中に足を痛めたそうで、右中足部分に小さなヒビが見られるとのこと。氏は向こう数週間、ウォーキングブーツでの生活を強いられることになりそうだという。

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来年1月のホワイトハウス入りに際し、保護犬のジャーマン・シェパード“メジャー”を同行予定のジョー・バイデン氏。メジャーはホワイトハウスに“ファースト・ペット”として迎えられる初の保護犬であり、動物愛護団体やペット愛好家らの間から称賛が集まっているのだが、バイデン氏は米時間11月28日、このメジャーと遊んでいる最中に足を滑らせ、転倒した際に右足首をくじくというアクシデントに見舞われてしまった。

デラウェアの整形外科医のもとを訪れたバイデン氏は、当初のレントゲン写真で目立った骨折は見られなかったため右足首の捻挫と診断された。しかしCTスキャンによるさらなる診察の結果、外側および中間楔状骨（足の甲部分にある骨）に小さなヒビが確認されたという。ケヴィン・オコーナー医師はバイデン氏が向こう数週間はウォーキングブーツ（患部の保護と治癒の促進、そして歩行サポートのために装着するブーツ）を履いた生活を強いられることになりそうだと発表、ドナルド・トランプ大統領はこのニュースを受け「早期回復を！」とお見舞いツイートを送っている。

メジャーは2018年にジョー・バイデン夫妻がデラウェアの動物保護施設から引き取った保護犬で、同年12月にはバイデン氏が公式Instagramでメジャーの写真を公開、「ホリデーを一緒に過ごすことを家族がとても楽しみにしている」と綴っていた。今年10月にも、メジャーに顔や耳を舐め回されるほのぼの動画を公開したばかりだった。


ちなみにバイデン夫妻にはもう1匹、ジャーマン・シェパード犬の“チャンプ”がいる。こちらは2008年の大統領選でオバマ上院議員が勝利した際、ジル夫人との約束を果たす形でブリーダーから購入したとのこと。今年9月に行われたあるインタビューでは、（今回の大統領選に勝利した際には）「猫を飼いたい」「自宅で動物に囲まれているのが好き」とジル夫人が明かしており、今後は夫妻がホワイトハウスで猫も飼う予定であることが『CBS Sunday Morning』に報じられている。

アメリカ史上最高齢の大統領となるであろうジョー・バイデン氏が、デラウェア州ウィルミントンで行われた勝利演説の際にマスクをつけたまま走って演壇に向かう姿は印象的であったが、そんな氏も11月20日に誕生日を迎え78歳になった。国民は氏の一日も早い回復を願うとともに、比較的軽傷で済んだこと、そして来年1月20日の就任式にウォーキングブーツ着用で出席する羽目にならずに済みそうなことに、内心胸をなでおろしていることだろう。

画像は『Joe Biden　2020年10月5日付Instagram「No ruff days on the trail when I have some Major motivation.」、2018年12月19日付Instagram「You may have already seen, but we have a new addition to the Biden family that we are pretty excited to spend the holidays with.」、2020年10月31日付Instagram「These dogs are here for some paw-sitive encouragement as we get closer to election day.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　c.emma）