ママスタみなさんはごはんの準備する前、もしくは準備をしている最中に家族から「今日のごはんは何？」と聞かれたら、どう感じますか？ ごはんを楽しみにしている証拠と捉える人もいるかもしれませんが、不愉快に感じる人もいるようです。
『家族に「夜ごはんは何？」と聞かれるのは嫌ですか？ それとも楽しみにしてくれているんだなと嬉しい？ ただの会話として何とも思わない？ 私は作るのを強要されているみたいでイヤです』
こちらはママスタコミュニティに寄せられたあるママの質問です。投稿者さんは、家族からメニューを聞かれるのが嫌でたまらないようですね。たしかにテンション高く質問されたら、ママのごはんに期待しているのだとうれしく感じるかもしれません。しかし毎日ただのメニューを確認されるのであれば、イラついてしまう気持ちも理解できそうです……。ママスタコミュニティのママたちはどのように感じているのでしょうか。
家族からメニューを聞かれると拒絶反応が！
『同じく嫌。メニューを言ったとしても反応しないから』
『好きなメニューではないときの反応があからさまでイラつく』
『料理を作るのが好きじゃないから、聞かれるのは嫌』
『なんでだろー。料理は好きなんだけどね。プレッシャーかな。保育園とか迎えに行ったら聞かれるし、帰宅しても聞かれるし』
投稿者さんと同様、メニューの関する質問は嫌だと答えてくれたママたちの声です。みなさん、どうして嫌になるのかを疑問に持ちつつも「嫌なものは嫌だ」と答えてくれています。なかには「家族が嫌いなメニューを答えたときの反応が嫌」といった声や「プレッシャーに感じる」といった具体的な声も寄せられました。
たしかに、常にごはんの支度やメニュー決めを日課にしている人にとってはプレッシャーのように感じてしまいそうです。言うならば「宿題をしなくちゃ」と思っている子どもに対して「今日の宿題は？」と親が言うようなもの……なのかもしれません。
子どもはOK！でも旦那さんからの質問は嫌！
『子どもには何も思わないけど、旦那（大人）に聞かれるとイラッとする』
『旦那に聞かれたらイラッとするかも。でも子どもに聞かれたら「何食べたい？」なんて聞いて楽しく会話しちゃう』
『子どもから聞かれて答えたら、毎回「やったー！」って返してくれるからうれしい。旦那から聞かれるのは嫌』
旦那さんからの質問はイライラすると答えてくれたママもいました。子どもに料理を提供するのは親の役目であり、義務感からイラつかないのかもしれませんね。ただし同じ養育の立場にいながら、手伝う気もない旦那さんには腹が立つのかもしれません。また好き嫌いの多い旦那さんであれば、メニューの良し悪しで態度が悪くなるといった理由も考えられるでしょう。みなさん、旦那さんに良し悪しを判断されるためにごはんを作っているわけではありませんしね……。
言われるタイミングが大事！？
『お昼を食べた直後とかに聞かれるとイラッとする』
『決まっている日ならいいけど決まってないと焦る』
『休日にお昼ご飯を食べ終わった瞬間に聞かれると「まだ昼ごはんの片付けもすんどらん！」とイラッとする』
『朝ごはん食べたら、昼は何。昼ごはん食べたら、夜は何。うんざりする』
さらに「タイミングによってはイラつく」とコメントをくれたママもいました。お昼を食べた直後の「晩ごはんは何？」はげんなりしてしまいますよね。「昼ごはんに満足していないのか！」とツッコミを入れたくものなりますし、ひと休みしているところの声がけは憤りを覚えるでしょう。子どもの勉強に例えるならば、学校で一生懸命勉強して帰ってきた子どもに「宿題は？」と声がけしたり、学校の宿題を済ませたばかりの子に「塾の勉強は？」と言っているようなものです。タイミングが悪いと相手のやる気をそいでしまいますよね。
「ごはんは何？」にイラつかないための対処法とは
『聞かれても「何にしようかねー」と毎回言っているから聞いてこなくなったよ。質問に質問で返しているからね』
『一週間まとめて献立しているから、何を言われても出すもの決まっているから無感想』
『うちは「出されたものを文句言わず食べる」だから聞いてこない』
「ごはんは何？」と聞かれたときにイラつかずに済む対処法を教えてくれたママもいました。質問には質問で返すは、いいですね。日々の献立決めの苦労を家族にも味わってもらえるでしょう。それがわかれば、その後は聞いてこなくなるかもしれません。「勉強したの？」という親に対して「ママは勉強しているの？」と質問返しされるようなものです。そう子どもに言われたら、ぐうの音も出ない人もいるでしょう。効果てきめんですね。
それ以外にも家族が「ママのごはんが楽しみなんだ。今晩は何？」といった一言を加えて言ってくれればママはイラつかないでしょう。子どもの勉強も「最近勉強がんばっているよね。今日はなんの勉強をするの？」と言うだけで子どものモチベーションがアップするかもしれません。毎日の家事や勉強は、お互いが気持ちよくできるよう声がけに工夫をするといいのではないでしょうか。
文・安藤永遠 編集・荻野実紀子 イラスト・善哉あん
■ママスタセレクトで読む
0件
ライフスタイル
