2024明治安田J1リーグ第9節が21日に行われ、名古屋グランパスとセレッソ大阪が対戦した。
直近5試合で4勝1分と好調の名古屋が、前節首位に浮上した無敗のC大阪を『豊田スタジアム』に迎えての一戦。序盤から押し込む展開となったC大阪は、13分に絶好機が到来。左コーナーキックに舩木翔が頭で合わせたものの、名古屋の守護神ランゲラックの好セーブに阻まれた。前半のうちに得点は生まれず、試合はスコアレスで折り返す。
試合の均衡が破れたのは65分、名古屋がセットプレーで先制に成功する。左コーナーキックのこぼれ球をファーサイドの和泉竜司が回収し、左足一閃。これは相手GKキム・ジンヒョンに防がれたものの、こぼれ球を三國ケネディエブスが押し込んだ。三國はJ1初ゴールとなった。
今季初めて相手の先制を許したC大阪だったが、すぐに試合を振り出しに戻す。ルーカス・フェルナンデスが敵陣深い位置で、相手GKランゲラックが内田宅哉へ出した横パスをインターセプト。L・フェルナンデスはゴール前のレオ・セアラにグラウンダークロスを送ると、スライディングでカットを試みた三國のオウンゴールを誘った。
82分、名古屋が勝ち越しに成功する。左サイドのハーフフェーライン付近でフリーキックを獲得し、キッカーの河面旺成はゴール前へロングボールを送る。相手DFに競り勝ったパトリックが頭で落とし、ボックス中央へ飛び込んだ永井謙佑がボレーシュートを突き刺した。
試合はこのまま終了し、名古屋は2連勝で6戦無敗、C大阪は今季初黒星となった。次節、名古屋は28日に敵地で浦和レッズと、C大阪は27日にホームで横浜F・マリノスと対戦する。
【スコア】
名古屋グランパス 2−1 セレッソ大阪
【得点者】
1−0 65分 三國ケネディエブス(名古屋)
1−1 67分 オウンゴール/三國ケネディエブス(C大阪)
2−1 82分 永井謙佑(名古屋)
【ゴール動画】名古屋FW永井謙佑、ボレーを突き刺し勝ち越し弾!
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豊田スタジアムが揺れた🙌🙌
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パトリックがアバウトなボールに競り勝ち
そのこぼれ球を永井が
ボレーで流し込んだ!
ベテランストライカーの一撃で
ホーム名古屋が勝ち越し!
🏆明治安田J1第9節
🆚名古屋×C大阪
📺 #DAZN ライブ配信中#名古屋C大阪 pic.twitter.com/ccaeiOMJ6B— DAZN Japan (@DAZN_JPN) April 21, 2024