ロッテ・岡大海、5月は月間4本塁打、長打率.750 長打が増えた要因に「ゴロが少なくなっている」

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2024年05月19日 07:46  ベースボールキング

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ロッテ・岡大海(C)Kyodo News
◆ 5月最強の岡大海

 ロッテの岡大海は5月、月間打率.341、4本塁打、8打点、出塁率.408、長打率.750、OPSは1.158と、マリーンズ打線を引っ張っている。

 5月に入り長打が増えた要因について岡は「う〜ん、そうですね」と少し考えた後、「ゴロが少なくなっているのかなというのはありますかね」と答えた。

 長年こだわってきた長打率、出塁率に関しては、「5月はいい感じになっていますけど、納得のいく数字ではないので、もっと上を目指していきたい」と現状に満足していない。


◆ オフから取り組んできたこと

 岡は今季に向けてシーズンオフは“スイングスピード”、“ライナー性の打球を増やせるように”意識して取り組んできた。4月23日の取材で岡は「試合ではまだ納得いっていない打球が多いですし、引っ張った打球もまだゴロとか多いので、まだまだだと思います」と話し、5月も「まだまだ納得のいくものはないですけど」としながらも、「少しずつ良くなってきているのはあるのかなと思います」と理想には近づいてきているようだ。

 気になるのが、オフから取り組んできた中で“納得がいっていない”部分。

 そこについて岡は「一番は引っ張った打球に対してゴロの確率が多いので、もっとライナーを求めていきたいなと思います。試合になったらなかなか難しいですけど、精度を上げていきたいなと思います」と話した。


◆ 1、2打席目に好結果も

 今季の岡はスタメン出場した時の1打席目の打率が.429(28−12)、2打席目の打率が.393(28−11)、特にスタメン出場した時の第2打席は現在3試合連続で安打中。18日の日本ハム戦は第1打席、第2打席で共に安打を放っている。“ヒロミナイト”で試合終盤の勝負強さに注目が集まることが多いが、今年の岡大海は早い打席でもきっちりと結果を残す。

 1、2打席目に強い理由について訊くと、岡本人は「特にないと思います」とキッパリ。練習で取り組んできた成果が、1、2打席目に強いという結果になっているのだ。

 また、打撃の状態について4月は「特別良いわけでもなく、悪いわけでもない」とのことだったが、5月も「今もそうだと思いますね」と、12日の日本ハム戦で1試合2本塁打、14日のオリックス戦で2試合連続本塁打、18日の日本ハム戦で4安打、直近出場した5試合で打率.556(18−10、)3本塁打、4打点、素晴らしい数字を残しているそこまで4月と変わっていない。

 「出塁率と長打を意識したいなと思いますし、その中で上位打つ時であれば、ソト、ポランコと長打のある選手が多いので、なんとか出塁したいと思うことは多いですね」。チームの勝利に貢献するため、出塁率、長打にこだわっていく。

取材・文=岩下雄太

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  • 山口航輝より30本塁打撃てたりしてな。井口御贔屓起用待遇から完全に抜け出し、自力でポジション掴んだな。一時期は戦力害だったが。
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